悪魔城ドラキュラ・キャッスルヴァニア@801板避難所 テキスト保存庫 LAST UP 2017/08/13(2019/04/15移転)

 当掲示板に投下された作品を収納しています。

 

黄昏のカデンツァ (※ラルフ×アルカード)

第 1話

「待て」その声を聞いたとき、ラルフ・C・ベルモンドは背筋に氷のような緊張が走るのを覚えた。

第 2話

「外してくれ」冷たい指先が額をかすめ、閉じた目にうすく光がさした。

第 3話

「とにかく、わたしは総主教にはすべてを話します」別れ際に、サイファはそう言った。

第 4話

その日、珍しく、アルカードは強情だった。「なにも困ることはないだろう」

第 5話

「──おい」茂みの奥で、何かがかすかに身じろぎする気配がした。

第 6話

「ほら、ここだ」ラルフ・C・ベルモンドは重い扉を押し開けて客人を導き入れた。

第 7話

翌朝、予定通りに、ラルフは朝食を呑みこむように片づけるが早いか、エルンストがやってくる前に席を蹴り、急ぎ足で西の小塔に向かった。

第 8話

──誰かを抱く夢を、見ていた。

第 9話

その晩、ラルフは荒れた。普段はほとんど足をむけない遠い街まで行き、最初に目についた酒場に入って、エールとワインを浴びるほどに呑んだ。

第10話前編

木立を抜けると、しだいに前が明るくなってきた。小鳥の声が聞こえる。

第10話後編

黒い胴着の留め金を一つずつ丁寧にはずしていく。下の白いシャツの前を開くと、まばゆいほど白い裸体が白日の下にさらされた。

第11話

光り輝く時間が、ゆっくりと過ぎていった。

第12話

「結婚?」耳のはしに引っかかった言葉に、ラルフ・C・ベルモンドは思わず顔をあげた。

第13話

扉をしめ、向かいあって座ったあとも、アルカードは顔すらあげられなかった。

第14話

「アルカード──アドリアン。いったい……?」

第15話

アルカードは目を開き、ラルフの腕からゆっくりとすべり出た。

第16話

ラルフは目を覚ました。

エピローグ ラルフ第一話

「ここまででいいわ。ご苦労様」前を歩いていた下女はとまどったように振り返った。

エピローグ ラルフ第二話

不穏な沈黙が流れた。稲光のあと、雷鳴がとどろくまでの間の張りつめた静けさのようだった。

エピローグ ラルフ第三話

──それからちょうど一か月後、ベルモンドの若当主と、コンスタンティノープルから来た高位の貴婦人との婚約が発表された。

エピローグ アルカード第一話

「アルカード、……アルカード?」 気がかりそうな呼び声に、ようやくアルカードは現実に引き戻された。

エピローグ アルカード第二話 

ベルモンド家には翌日の夕暮れ時に着いた。

エピローグ アルカード第三話 

『……覚えていますか、わたしは、サイファ・ヴェルナンデスです』

黄昏のカデンツァ 番外編 (※ラルフ×アルカード)

番外編 小夜曲 

「何も考えなくていいんだ」とラルフ・C・ベルモンドは言った。

サーヴァント・ワルツ (※ラル×アル前提リヒ×アル)

サーヴァント・ワルツその1

「はい、できあがり」 明るい声でマリアは言って手を離し、二、三歩下がって、作品のできぐあいを上から下からためつすがめつした。

サーヴァント・ワルツその2

晩餐までは、ほぼこともなく進んだ。

サーヴァント・ワルツその3   

テーブルをひっくり返さんばかりにわめきかけたリヒターの怒鳴り声は、マリアの強烈な蹴り一発で喉の奥へ押しこめられた。

審判の鎮魂歌 (※ジャッジ軸 ラルフ(悪伝前)×アルカード(月下後))

審判の鎮魂歌       

どこまでも続く灰色の森の中を、彼は歩きつづけていた。

煌月の鎮魂歌 (※1999年 ラルアル前提 ユリウス×アルカード)

煌月の鎮魂歌1

白い部屋だった。彼の目にはそれしか映っていなかった。

煌月の鎮魂歌2

空虚な部屋だった。外のけばけばしさや騒々しさからは想像もつかないほど厳しいまでに簡素で、本一冊、色のあるもの一つおかれていない。

煌月の鎮魂歌3

悪夢を見ている気分だった。それとも麻薬の夢か。コカインもヘロインもやったことはある。もっとキツいやつも。酷いやつも。

煌月の鎮魂歌4

おおまかに言って、最悪な旅だった。ほぼ誰にとっても。

煌月の鎮魂歌5

見るからにおびえた顔のメイドが先に立ち、強面のSP二人があとに続いた。

煌月の鎮魂歌6

「触れ、だと?」ユリウスの声にはすでに危険なほどの怒気がこもっていた。

煌月の鎮魂歌7

夢だと、最初からわかっていた。それでも醒めることはできなかった。

煌月の鎮魂歌8

自動車はずいぶん長い間森の中を走り続けるように思えた。

煌月の鎮魂歌9前半

ユリウスはゆっくりと階段を下りていった。

煌月の鎮魂歌9後半

ボウルガード夫人に車椅子を押され、自室へ戻る最中、ラファエルは一言も口をきかなかった。

煌月の鎮魂歌10

石畳の上にブーツが音をたてた。「試練の通過は本人の帰還によってのみなされ、かつ証立てられる」

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Minciuni si Adevar. (※マティアス←レオン プラトニック)

<0>

主よ。騎士の称号を捨てた私が今更何を、と思われても致し方の無い事とは思います。

<1>  停滞中

『永遠の夜』――名を冠するに相応しく、辺境に広がっていた森には朝が訪れる事は無かった。

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Awake (※ネイサン×ヒュー)

第1話

――1830年初秋。ワラキアのとある湖畔に佇む修道院が、牢獄として利用される事となった。

第2話

――最近、早すぎる埋葬の件数が多くなっている気がする……

第3話

――ヴァチカンであのように詰られたからと言って、やはり今のお前は危うすぎる。

第4話

「ちぃっ!」 スケルトンが骨を投げ大動物の頭蓋骨であろうか、床や壁に張り付いて口腔から冷たい炎を発している骨が間を待たずにネイサンに向かって攻撃してきた。

第5話         

その頃、儀式の間を目指して上へ行くため奈落階段を駆けあがり足場に張り付いているボーンヘッドの冷たい炎を避けつつ、ヒューは

第6話

目の粗い岩のレンガに覆われ、水が轟音を上げている空間があった。

第7話

ゴーレムを倒し小休憩をとった後、ネイサンはモーリスの救出はおろか、共闘すべき仲間に邂逅するも去られた事で自棄にはならないものの、

第8話

「行ける。行けるぞ! ははは!」

第9話

「人間の癖に他人を愛する事を知らないお前には相応しい趣向だろう?」

第10話

月光を室内に取り込むための明かりとりが部屋を照らしているだけで、あとは初老の男が精気の抜けた姿で祭壇の簡素な柱に縛られ、

第11話

――俺は強い。強くあるべきだ。何故なら俺は聖鞭の継承者たる家系に生まれ、貴族でないにしろそれなりの羨望と賞賛を勝ち得てきた家系の嗣子だからだ。

第12話

ヒューが力なく魔性に潰され洗脳されている間、ネイサンは他のエリアより崩壊している感を覚える地下保管庫をひた走り、鍵を探し続けていた。

第13話

全て己の足で踏破出来る所を廻った。もう奈落階段の中途しか道が残されていない。

第14話

「来たか…ネイサン。」

第15話

――師匠!「はっ」――幻聴か……今は何時だろうか?

第16話

「くっ……階段が途中で切れていて移動するにも往生する」

第17話

「何だ……この荒れ果てた世界は?」

第18話    

再び地鳴りが辺り一面に轟くと、三人は音のした方に目を向けた。

 

アルカード君の大冒険(※仔ラルフ×仔アル)

アルカード君の大冒険

昔々…ある国にとても仲の良い親子が住んでいました。

ラルフ君の小さな試練1~6

そんなある日のことです。いつものように仲良くお昼の食卓を囲んでいたドラキュラ夫妻とアルカード。

ラルフ君の小さな試練7~10停滞中

「う……。あれ?ここは……?」

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原作準拠 ★単発/短編

※カプ傾向

マクシーム×ジュスト

「ならば、俺がその気にさせてやる…行くぞ!!」 途端、視界は暗転した。

マクシーム×ジュスト

家具・フィギュアセットのSS

うらうらと暖かい春の午後…ベノレモンド家の図書室は大きな窓から入ってくるそよ風と陽光でいっぱい。

ラルアル/リヒアル/仔ヨアアル

無題ヒュー→ネイサン

「やめてくれ! お前をこれ以上傷つけたくない! ヒュー!!」

ヒュー→ネイサン

若ユリウス×アノレカード

白い部屋だった。彼の目にはそれしか映っていなかった。白。ただ一色の白。

ユリウス×アルカード

Rhapsody in Blood ~朔~

朱く焼けていた西の空が少しずつ薄闇に染まっていくのを、アドリアンは自室の窓から眺めていた。

ドラキュラ×アルカード

標(しるべ)

人は、すぐに死ぬ。 私を置いて逝く。

リヒアル(※ラル→転生→リヒターで月下後同棲中)

古歌-イニシエノウタ-【一の歌】

──はるか昔の物語である。

ドラキュラ一家

古歌-イニシエノウタ-【二の歌】

娘がやってきてからどれとほどの時間が経つのか、男は意識しなかった。

古歌-イニシエノウタ-【三の歌】

それは嵐の夜であった。

古歌-イニシエノウタ-【四の歌】

幸福な日々は河のようにすぎていった。

古歌-イニシエノウタ-【五の歌】

〈死〉はほとんど姿を見せなかった。

古歌-イニシエノウタ-【結の歌】 

「息子よ……教えてくれ」 業火の中に塵となって薄れていきながら、魔王は夢見るように呟いていた。

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パラレル ★単発/短編

※カプ傾向

住めば都のキャスバニ荘    停滞中

「閉店…ですか?そりゃまたどうして…せめて俺が卒業するまでは続けてくださいよ」

無し

おやゆび貴公子inドラキュラ学園その1

朝、教室に行ったらなんだか奇態な液体のつまったガラス瓶が並んでいた。

ラルフ×アルカード

おやゆび貴公子inドラキュラ学園その2

「ジュスト──────────おおおおおお!」

おやゆび貴公子inドラキュラ学園その3

その男はただ立ちつくし、脂汗をかいていた。

おやゆび貴公子inドラキュラ学園その4

「ああ、やっぱりいたわね。ジュストが反応はドラキュラ荘のほうへ行ったって言うから、

おやゆび貴公子inドラキュラ学園その5

まず板チョコを削って細かくする。

おやゆび貴公子inドラキュラ学園その6

そして夜更け、とある裏町の暗い路地に行き倒れている男がひとり。

おやゆび貴公子inドラキュラ学園その7 停滞中

「んー……ちょっと右手肩まで上げてくれる? そうそう。どう? きつくない? ひっかかる感じとか」

フルリレロ!!                 

「フルリレロ」 「…フリルレロ」

ラルフ×アルカード

悪魔城シンデレラ伝説1

むかしむかし、あるところに。シンデレラというなまえの、うつくしくこころやさしいむすめがおりました。

アルカード受

悪魔城シンデレラ伝説2

「今夜はあのお城で舞踏会があるのよ。お城にはそれはそれはもう素敵な王子様が住んでいて…

悪魔城シンデレラ伝説3     停滞中

「…これでは『シンデレラ』というより…」

Vania in 世界樹

「と、いうわけでパーティ【Vania】が結成されたわけですねお義父さん!」

ラル×アル/リヒ×アル

刻印・月輪 ひとつ屋根の下 序章

「待てっ!」「いくらなんでも剣を振り回している状態で近づけると思っているのか!?」

ネイサン→←ヒュー

刻印・月輪 ひとつ屋根の下 1話  停滞中

ドラ学園前のマ○クにレポートを作成するためノートパソコン持参で来店したシャノア。

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2ch本スレ過去ログhtml

悪魔土成&城ヴァニアで801

2005/12/04(日)~2006/02/04(土)

悪魔城ドラキュラ・キャッスルヴァニアで801・2夜目 

2006/02/02(木)~2006/04/18(火)

悪魔城ドラキュラ・キャッスルヴァニアで801・3夜目

2006/04/17(月)~2006/07/26(水)

悪魔城ドラキュラ・キャッスルヴァニアで801・4夜目

2006/07/25(火)~2006/12/31(日) ※容量オーバーで終了

悪魔城ドラキュラ・キャッスルヴァニアで801・5夜目

2007/01/02(火)~2007/06/26(火) ※容量オーバーで終了

悪魔城ドラキュラ・キャッスルヴァニアで801・6夜目

2007/06/26(火)~2007/12/25(火) ※dat落ち

悪魔城ドラキュラ・キャッスルヴァニアで801・7夜目

2008/01/01(火)~2008/05/16(金) ※容量オーバーで終了

悪魔城ドラキュラ・キャッスルヴァニアで801・8夜目

2008/05/15(木)~2008/10/13(月) ※容量オーバーで終了

悪魔城ドラキュラ・キャッスルヴァニアで801・9夜目

2008/10/13(月)~2009/04/16(木) ※容量オーバーで終了

悪魔城ドラキュラシリーズで801・10夜目

2009/04/16(木)~2010/03/18(木) 

悪魔城ドラキュラシリーズで801・11夜目

2010/03/17(水)~2010/10/16(土)

悪魔城ドラキュラシリーズで801・12夜目

2010/10/15(金)~2011/05/31(火)

悪魔城ドラキュラシリーズで801・13夜目

2011/05/30(月)~2012/06/09(土)

悪魔城ドラキュラシリーズで801・14夜目

2012/06/07(木)~2013/11/18(月) ※980オーバーdat落ち

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悪魔城ドラキュラ・キャッスルヴァニア@801板避難所